「桜切る馬鹿、梅切らぬ馬鹿」
このことわざは、庭木の剪定法をいったことばで、
桜の枝は切らずにおくとよく花が咲き、
梅の枝は切った方がよく花が咲くということですね。
桜は、枝を切るとそこから腐りやすくなるので切らないほうがよい、
それに対して梅は、枝を切らないとむだな枝がついてしまうので
切ったほうがよいのです。
あと、桜の枝は切らずに折るほうがよく、
梅の枝は折らずに切るほうがよいことからともいわれますが、
そもそも桜は折ることもよくないのです。
これは、扱い方を間違うとダメだよ
ということになり、わかりやすい例えとして、
よく鑑定の時にも使わせていただいています。
四柱推命では色々なことが分かりますが、人間関係でも、子育てでも、
相手が、桜なのか梅なのかで、ずいぶんと違う付き合い方になるんですね、、、
良かれと思って言ったことが相手を返って傷つけてしまったり、
言わなければ、何も分からず意思疎通が出来なかったり、、、
相手の本質が分かるとベストなアドバイスも出来ます。
厳しく育った親が自分もそうだったからと同じようにやっても相手が桜の場合、
上手くいきません。
私はフラダンスの講師をしているのですが、
数人でレッスンしている中でする、
個人へのアドバイスを
“自分だけ注意されて恥ずかしい”と
思う人もいるんですね。
私が昔、まだ生徒だった頃、注意されたら”先生は、
私をちゃんと見てくれてる”と嬉しく思ったものです。
人は自分と同じではない、感じ方が人それぞれです。。
“桜折る馬鹿、柿折らぬ馬鹿”
“桃を切る馬鹿、梅切らぬ馬鹿”などもあります。
梅と柿、桜と桃、、、
自分がどっち側になるのかも、分かっていると、
自分との付き合い方も分かるようになりますね。
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