四柱推命は、生年、月、日、時間の4つの柱から推命できるのですが、
その漢字二文字の下の枝部分の支の十二の相性が、どうかという見方があります。
合う場合、支合、三合と言いますが、それとは対照的に、
悪く作用する組み合わせがあり
『刑、冲、破、害 ケイ、チュウ、ハ、ガイ』といいます。
鑑定では、この中の刑、冲を主に観ています。
命式とは別に大運、流年でも、悪い作用が出てきますし、
その作用もそれぞれです。
刑については、強弱ありますが、下の5つ。
●辰と辰 午と午 酉と酉 亥と亥は、”自刑” と言い、二番目に凶害が強い。
字の通り、プライドが高く、自我が強くなり、引くに引けず、争いを起こしたり、
それによって失敗するような現象が起こりやすいです。
●子と卯は “無礼の刑” といい、
最も凶害のパワーが強く、他人に無礼な態度をとったり、礼儀をわきまえず、
恩を忘れて友人や肉親に害を与えたり、、、あまり欲しくない組み合わせですね。
男性は裏切りなどの確率が上がります。
●寅と巳 . 巳と申 . 寅と申 の組み合わせは、 “勢いを恃む刑”で、凶害は少なめですが、
自意識過剰で突っ走りすぎて失敗する、怪我、事故に遭いやすい自滅型。
女性は孤独になりやすいです。
●丑と戌 . 戌と未 . 丑と未 の組み合わせは、 “恩義無き刑” で、凶害はあまりないのですが、
人の善意を逆恨みしたり、恩を仇で返しやすいなど、本人の命式の時期によっては出てきます。
“無礼の刑” “勢いを恃む刑” “恩義無き刑” を 【 三刑 】 とも呼びます。
●子と午と亥 の組み合わせを”酒刑”といい、普段はおとなしいのにお酒が入ると
人が変わってしまうような、酒乱やアルコール中毒などで身を滅ぼすことに、、、
少し難しい話でしたが、かなり関係がありますので、書きました。
クライアント様には、命式中にある場合、
赤い実線と点線で書き込んでいますので、
確認してください。隣同士は、特に強く出ます。
ない場合は、時期だけ見れば良いので、問題ないですね。
どの柱にあるかの組み合わせでも変わってきます。
十二運星の強さなどでも変わってきます。
何かと奥が深い四柱推命です。
冲 (チュウ)については、また次回、、、
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